「高濃度脂肪幹細胞」&「PRP血小板」の同時注入
手術をするということは、意図的に組織の一部を傷つけるということに他なりません。
「脂肪注入法」においては、脂肪組織が傷つけられた組織に相当します。
一度傷つけた脂肪を、いかに不足なく修復できるかが、満足して頂ける仕上がりになるかの鍵となります。
【Lipostem(リポステム)処理による「高濃度脂肪幹細胞」の抽出】
当院では、Lipostem(リポステム)処理を採用することで、高濃度の「脂肪幹細胞」を抽出しています。「脂肪幹細胞」とは脂肪細胞のもとになる細胞のことです。
抽出した脂肪幹細胞を脂肪細胞と共に注入することにより、注入した後に、幹細胞が新しい脂肪細胞や血管内皮細胞に分化します。
この処理を導入することにより、単に脂肪のみを注入する従来の手術法に対し、脂肪の生着率を高めることに成功しました。(当院比)
【ご自身の血液から「PRP血小板」を抽出】
「PRP」とは「多血小板血漿」(Platelet Rich Plasma:高濃度の血小板を含む血漿)のことで、簡単に言うと、人間の壊れた血管や細胞を治す働きがあり、血小板を投与することで、壊れた組織が速やかに修復されます。
又、移植された血小板は成長因子を放出するとともに、移植される側である乳房の生体組織からも、成長因子を放出するよう信号を送ります。 採取した「脂肪」、「高濃度脂肪幹細胞」に加え、「PRP血小板」更に「成長因子」を同時注入することで、移植した脂肪細胞の生着を一層安定化することが可能です。
つまり、脂肪を採取、処理し、移植するまでの間に、生着率を高める操作が幾重にも施されているのが当院の「脂肪注入豊胸術」なのです。 |